このツールでできること
IQ足場簡易拾いは、図面PDF上に足場のスパンを配置し、支柱・手摺・作業床材などの概算数量を集計するツールです。配置を検討しながら数量の目安を把握する用途に向いています。ただし部材発注や施工計画の決定はツールの計算だけに頼らず、現場条件を確認する必要があります。
基本の使い方・操作手順
図面を読み込む
左側の「1 図面」からPDFまたはJWWファイルを選択します。図面なしでも操作を試せますが、現場の配置計画では対象図面を読み込んでください。
縮尺を合わせる
「2 縮尺設定」で図面縮尺を指定します。縮尺が不明確な場合は既知寸法を入力し「2点で縮尺補正」を利用します。建物の基準寸法と合うか照合します。
レベル・作業床高さを設定する
「3 レベル設定」で設置面高さ、1段目の作業床高さ、作業床層数などを入力します。建物の各階FLと足場の作業床レベルは別に管理するため、双方の条件を間違えないようにします。
足場スパン・幅と必要な仕様を選ぶ
「4 配置する足場」でスパン・幅を選び、階段の設置や手すり仕様を必要に応じて設定します。階段などは選択できるスパン・層数に制限があります。
平面図上に足場を配置する
「図面をクリックして配置」で位置を指定し、足場を追加します。配置後は足場の移動・回転・複製・削除ができ、連続配置や範囲選択にも対応します。
概算数量と内訳を確認して出力する
右側の「概算数量」で支柱・根がらみ材・作業床材・手摺などの数を確認します。CSVや作業データ保存などの機能を使い、検討条件と一緒に記録します。詳細操作はツール側の「使い方」も参照してください。
実務での活用例
建物外周に沿ってスパンを配置し、作業床の必要高さや階段位置を検討します。角部、端部、段差、搬入通路がある場所は標準配置だけでは判断できないため、図面上での仮配置と現場条件を区別しておくと後で見直しやすくなります。
概算表とあわせて「使用図面」「図面の版」「想定した高さ・幅」「未確定事項」をメモしておくと、協力会社との打ち合わせに使いやすくなります。
利用前に確認したいこと
数量はあくまで概算です。足場の構造安全性、壁つなぎ・控え・基礎・荷重・昇降設備・法令適合などはツールの集計だけでは判断できません。施工計画・発注前に足場施工業者と必要な資格・知識を有する担当者が確認してください。
このガイドは各ツールの公開画面・公開リポジトリの仕様をもとに、株式会社ダイトクの無料ツール案内として作成しています。表示や操作は更新によって変わる場合があります。
よくある質問
PDF以外の図面も読み込めますか?
ツールの使い方ページではPDF・JWWファイルの読み込みに対応しています。
図面の縮尺が分からない場合は?
既知の寸法を入力して2点で縮尺補正を行い、別の寸法と照合してください。
出力数量をそのまま発注できますか?
いいえ。あくまで概算です。発注・施工前に足場業者や有資格者による条件確認が必要です。
ツールを使ってみる
実際のファイルを扱う前に、操作を試して結果を確かめましょう。無料ツールはそれぞれ別の画面で開きます。
